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愛媛県高校入試|英語で差がつくポイントと秋からの勉強法

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「英単語は覚えたはずなのに、長文になると読めない」

「英作文で何を書けばいいのか分からない」

「入試まであと数か月。今から英語を勉強して、本当に間に合うの?」

中学3年生の秋は、こうした不安が大きくなる時期です。お子さんの様子を見ながら、同じように気をもんでいる保護者の方も多いのではないでしょうか。

英語は、単語や文法を覚えただけでは、なかなか点数に結びつかない教科です。覚えた知識を使って英文を読み、自分で書き、聞いた内容をつかむ。そこまで練習することが、得点力につながります。

だからこそ秋からの勉強では、問題集を何冊もこなすより、自分がどこでつまずいているのかを見つけ、必要なところから手をつけることが大切です。

この記事では、まず令和9年度(2027年度)の愛媛県県立高校入試の英語について、公式資料で確認できる制度を紹介します。そのうえで、英語で身につけたい4つの力、成績が伸び悩む原因、10月から入試までの具体的な勉強法を、学習塾BONDSの視点からお伝えします。

今治市・大西町の中学生や保護者の方はもちろん、中学1・2年生にも参考にしていただける内容です。

1. 愛媛県高校入試の英語は、秋からでも間に合う?

結論から言うと、秋からでも英語の得点アップは十分に目指せます。

ただし、今の学力や志望校、入試までの残り時間によって、必要な勉強も到達できるレベルも一人ひとり違います。

勉強時間を増やすことだけが答えではありません。「どこが分かっていないのか」「何から手をつけるのか」をはっきりさせることが先決です。

英語が苦手な中学生によくある悩み

次のような悩みに、心当たりはありませんか。

原因は人によって違います。

同じ「長文が読めない」でも、単語の知識が足りないのか、文法があいまいなのか、文章全体をつかむ練習が足りないのかによって、必要な対策は変わります。

秋からの勉強で大切なのは学習の順番

英語は、単語や文法の理解を土台にして、読解・英作文・リスニングの力を積み上げていく教科です。

とはいえ、基礎を完璧に仕上げてから実戦問題に進む必要はありません。

ポイントは、基礎の復習と問題演習を行ったり来たりすることです。

たとえば長文問題で現在完了形の文につまずいたら、いったん文法に戻って復習し、それからもう一度その長文を読み直してみましょう。

問題演習で見つけた弱点を基礎の復習につなげると、「何のために勉強しているのか」がはっきりします。

最初に確認したい3つのポイント

勉強を始める前に、次の3つをチェックしてみましょう。

  1. 基本文を理解できているか
    教科書の英文を見て、日本語の意味を説明できるか確かめます。
  2. どの分野で点を落としているか
    模試や定期テストを見直して、語彙・文法、長文読解、英作文、リスニングのどこに課題があるかを洗い出します。
  3. 志望校に向けて何点を目指すか
    模試の判定や過去問の結果を参考に、5教科全体の得点目標を考えます。

ただし、合格に必要な点数は年度や選抜方法によって変わります。「この点数を取れば必ず合格」というものはありません。

まずは、今の自分の位置を知るところから始めましょう。

2. 愛媛県高校入試の英語の特徴を知ろう

勉強の計画を立てる前に、まずは愛媛県の入試制度を押さえておきましょう。

英語は50点満点、5教科合計250点が基本

令和9年度の愛媛県県立高校一般入学者選抜では、全日制の学力検査は国語・社会・数学・理科・英語の5教科で行われます。

配点は各教科50点満点、合計250点満点が基本です。

ただし、理数科と総合学科では傾斜配点を実施することができます。

理数科では数学と理科、総合学科では得点が高い2教科をそれぞれ1.5倍し、5教科合計を300点満点とする仕組みです。実際に傾斜配点を行うかどうかは、志望する学科の情報を確認してください。

表① 学力検査の基本配点

教科基本の配点
国語50点
社会50点
数学50点
理科50点
英語50点
合計250点

たとえば英語が25点から35点に上がれば、5教科合計で10点の上積みになります。

英語だけで合否が決まるわけではありませんが、苦手教科を立て直すことは、総合得点を伸ばすための有効な方法の一つです。

また、愛媛県の県立高校入試では、学力検査だけでなく、調査書や面接なども合わせて総合的に選抜が行われます。

入試対策と並行して、学校の授業や定期テストにもしっかり取り組んでおきましょう。

愛媛県高校入試の5教科の配点については、こちらの記事でも詳しく解説しています。
愛媛県高校入試|5教科はどんな問題が出る?令和8年度の出題内容と勉強法

令和9年度の英語の試験日と時間

令和9年度の一般入学者選抜の学力検査は、2027年3月4日(木)と5日(金)に実施されます。

英語の学力検査は、3月5日(金)10時55分~11時55分の60分間です。

表② 愛媛県高校入試・英語の基本情報

項目内容
対象年度令和9年度(2027年度)
対象全日制・一般入学者選抜
英語の配点50点
英語の検査時間60分
学力検査の日程2027年3月4日(木)・5日(金)
英語の実施日時3月5日(金)10:55~11:55
5教科合計原則250点
注意事項理数科・総合学科では傾斜配点を実施する場合あり

出典:愛媛県教育委員会「令和9年度愛媛県県立高等学校入学者選抜実施要項」

60分という限られた時間で解き切るには、英文を正確に読む力に加えて、時間を意識した練習も欠かせません。

過去問で確認したい出題形式

問題の特徴をつかむには、過去問が役立ちます。

解くときは、次の点に注目してみてください。

解き終わったら、点数を見て終わりにせず、間違えた問題の中身までしっかり見直しましょう。

出題形式や分野別の配点は、年度によって変わる可能性があります。複数年分の過去問に目を通し、最新の公式情報も確認しておくことが大切です。

全国学力調査から考える英語学習

令和8年度(2026年度)の全国学力・学習状況調査では、中学校英語の調査が行われ、国立教育政策研究所から調査結果や報告書が公表されています。

愛媛県の高校入試とは別の調査ですが、中学生の英語学習を考えるうえで参考になります。

入試に向けた英作文の練習でも、自分の考えを英文にするだけでなく、その理由まで説明できるようにしておきたいところです。

たとえば、

I like English.
(私は英語が好きです。)

という文に理由を加えると、次のようになります。

I like English because I want to talk with people from other countries.
(外国の人と話したいので、私は英語が好きです。)

このように、「自分の考え+理由」をセットで表現する練習を、ふだんの学習に取り入れてみましょう。

出典:国立教育政策研究所「令和8年度全国学力・学習状況調査 報告書・調査結果資料」(2026年度調査。2026年7月16日、8月3日、9月30日に関連資料を公表)

https://www.nier.go.jp/26chousakekkahoukoku

※全国学力調査は高校入試ではありません。調査結果を、愛媛県高校入試の平均点や出題傾向として扱うことはできません。

3. 英語で差がつきやすい4つの力とは?

高校入試に向けて、重点的に確認しておきたいのは次の4つの力です。

  1. 英単語・英文法を正確に理解する力
  2. 長文の内容を読み取る力
  3. 自分の考えを英文で表現する力
  4. 英語を聞いて内容を理解する力

これは愛媛県が公表した得点差の順位ではありません。BONDSが受験対策の中で、特に大切だと考えている学習領域です。

図解の内容:中央に「英単語・英文法」を置き、そこから「長文読解」「英作文」「リスニング」の3つにつながる構成。

① 英単語・英文法を正確に理解する力

すべての土台になるのが、単語と文法です。

文部科学省の中学校学習指導要領解説では、小学校で学んだ語に加えて、中学校で1,600~1,800語程度の新しい語を指導することとされています。

ただし、そのすべてを同じ程度に話したり書いたりできるようにするという意味ではありません。

大事なのは、単語の意味を知っているだけでなく、英文の中に出てきたときにも意味が分かることです。

たとえば、

I have lived in Imabari for five years.
(私は5年間、今治に住んでいます。)

この英文を正しく理解するには、現在完了形の知識が欠かせません。

単語の意味を一つひとつ知っていても、文法が分からなければ、文全体の意味はなかなかつかめないのです。

出典:文部科学省「中学校学習指導要領(平成29年告示)解説 外国語編」

https://www.mext.go.jp/content/20210531-mxt_kyoiku01-100002608_010.pdf

② 長文の内容を読み取る力

長文読解では、単語を一つずつ日本語に置き換えるだけでは足りません。文章全体の流れをつかむ力が求められます。

たとえば、

Ken wanted to play soccer, but it started to rain.
(ケンはサッカーをしたかったのですが、雨が降り始めました。)

この文では、but が前後の対照的な内容をつないでいます。

また、he、they、it などの代名詞が何を指しているのかを考えることも大切です。

読むときは、「誰が」「何をしたか」「なぜそうなったか」を意識してみてください。

それだけでも、文章の内容を整理しやすくなります。

③ 自分の考えを英文で表現する力

英作文では、難しい単語や表現を使おうとするより、まずは正しい英文を書くことを目指しましょう。

たとえば、

My favorite subject is English.
(私の好きな教科は英語です。)

という基本文に、

I like learning new words.
(新しい単語を学ぶことが好きです。)

と一文加えるだけでも、英作文の練習になります。

短い英文でも、自分の考えを正確に伝えることはできるのです。

④ 英語を聞いて内容を理解する力

リスニングで大切なのは、英語の音を聞き取り、必要な情報を理解することです。

たとえば、

What time does the train leave?
(電車は何時に出発しますか。)

と聞こえたら、まず「時刻について質問している」と理解することが大切です。

さらに、会話の中から具体的な出発時刻を聞き取る練習をしましょう。

すべての単語を一度で完璧に聞き取ろうとするのではなく、質問や場面に合わせて必要な情報をつかむことがポイントです。

4. 英語の成績が伸びない5つの原因

「ちゃんと勉強しているのに、点数が上がらない」

そんなときは、勉強のやり方に見直せる部分があるのかもしれません。

ここでは、よく見られる5つの原因を紹介します。

原因① 単語を見れば分かるが、自分では使えない

単語帳なら意味が言えるのに、英文の中に出てくると分からない。英作文になると、肝心の単語が浮かんでこない。

こうした場合は、単語を単独で覚えるだけでなく、例文の中で使い方まで確認する練習を取り入れましょう。

原因② 文法を覚えていても英文を正確に読めない

「現在完了形は have+過去分詞」と覚えていても、長い英文の中に出てくると見抜けないことがあります。

ルールを暗記して終わりにせず、教科書の本文などで、実際にどう使われているのかを確かめましょう。

原因③ 長文を読む練習が不足している

単語や文法は勉強していても、まとまった英文を読む練習が足りていないことがあります。

長文が苦手なら、いきなり難しい文章に挑む必要はありません。短い英文から始めて、少しずつ読む量を増やしていきましょう。

原因④ 英作文を実際に書いていない

解答例を読んで「なるほど」と思っても、いざ自分で書こうとすると手が止まってしまうことがあります。

英作文では、実際に書く練習を重ねることが大切です。

短い英文を書いて、間違いを確認し、書き直す。このサイクルを繰り返しましょう。

原因⑤ 間違えた問題を解き直していない

問題集を解いて丸付けをしただけでは、また同じところで間違えてしまうことがあります。

なぜ間違えたのかを確認したら、答えを見ずにもう一度解いてみることが大切です。

表③ 英語の成績が伸びない原因と改善方法

原因避けたい勉強法改善したい勉強法
単語を使えない日本語訳だけを暗記する例文と一緒に覚える
文法を理解できない公式だけを覚える基本文の意味と使い方を確認する
長文に慣れていない難しい長文ばかり解く短い英文から段階的に読む
英作文を書いていない解答例を読むだけ自分で書いて修正する
解き直しが不足している丸付けで終わる間違いの原因を確認して再挑戦する


当てはまるものがあれば、まずは一つだけ改善してみてください。

小さな改善でも、続けることで学習の進め方が変わっていきます。

同じ間違いを繰り返さないための見直し方は、ケアレスミス対策の記事も参考にしてください。
「わかってたのに…」を卒業する計算ミス対策

5. 英語の得点力を伸ばす分野別勉強法

ここからは、家庭でも取り組める具体的な勉強法を紹介します。

すべてを一度にやろうとしなくて大丈夫です。苦手な分野から始めてみましょう。

① 英単語|意味を確認し、例文の中で覚える

英単語は、覚えたあとの復習が大切です。

おすすめは次の3ステップです。

  1. 英単語と日本語の意味を確認する
  2. その単語を使った短い例文を読む
  3. 翌日、意味や使い方を覚えているか確かめる

たとえば important(重要な)なら、

English is important to me.
(英語は私にとって重要です。)

という例文とセットで覚えます。

見て意味が分かるようになったら、必要に応じて、日本語から英単語を書いたり、その単語で英文を作ったりする練習にも進みましょう。

覚えきれなかった単語を集めた「苦手単語リスト」を作っておくのもおすすめです。

② 英文法|基本文を理解して使えるようにする

英文法は、基本文を覚えたら、単語を入れ替えて練習してみましょう。

たとえば受け身の文です。

This room is cleaned every day.
(この部屋は毎日掃除されます。)

この文が理解できたら、主語を変えてみます。

This classroom is cleaned every day.
(この教室は毎日掃除されます。)

慣れてきたら、別の動詞を使った文にも挑戦してみてください。

基本文を少しずつ変えていくことで、文法の使い方を練習できます。

③ 長文読解|短い文章から段階的に読む

長文が苦手なら、まずは教科書の本文など、無理なく読める英文から始めましょう。

練習は次の4ステップで進めます。

  1. まず英文を最後まで読む
  2. 分からなかった単語や文法を確認する
  3. 文章の内容を日本語で簡単に説明する
  4. もう一度英文を読み直す

読むときに意識したいのは、次の3点です。

読み終えたら、内容を一言でまとめてみましょう。

内容がつかめるようになってきたら、少しずつ文章量を増やし、時間を計って解く練習にも進みます。

④ 英作文|短い英文から自分で書く

英作文が苦手な人は、最初から長い文章を書こうとしなくて大丈夫です。

まずは基本文を使って、短い英文を正確に書くことから始めましょう。

たとえば、

I study English every day.
(私は毎日英語を勉強しています。)

この文をもとに、少しずつ内容を変えていきます。

頻度を変える

I study English three times a week.
(私は週に3回英語を勉強しています。)

目的を加える

I study English every day to talk with people from other countries.
(外国の人と話すために、私は毎日英語を勉強しています。)

理由を説明する

I like English because I want to travel abroad.
(海外旅行をしたいので、私は英語が好きです。)

こうして基本文から表現を広げていくと、英作文が書きやすくなります。

自分の考えを書く問題では、「意見+理由」の形を意識しましょう。

書き終わったら、次の点を見直します。

自分でチェックしたあと、学校や塾の先生に見てもらうと、自分では気づきにくい間違いも直せます。

⑤ リスニング|聞く・確認する・聞き直す

リスニングは、音声を聞くだけでなく、聞き取れなかった部分を確認することが大切です。

おすすめは次の3ステップです。

ステップ1:聞く

まずは英文を見ずに音声を聞きます。

何について話しているのか、どんな情報が必要なのかを考えながら聞きましょう。

ステップ2:確認する

スクリプト(音声の英文)を見て、聞き取れなかった単語や表現を確認します。

このとき、「文字を見れば分かる」のか「文字を見ても意味が分からない」のかを区別しておくと、次にやるべきことが見えてきます。

ステップ3:聞き直す

もう一度、英文を見ずに音声を聞きます。

さっき聞き取れなかった部分が分かるようになったか確かめましょう。

余裕があれば、音声のあとに続いて英文を読む練習も取り入れてみてください。

1日の英語学習メニュー例

表④ 分野別の学習方法と時間の目安

分野具体的な練習時間の目安
英単語単語と例文を確認する10分
英文法基本文と問題演習10分
長文読解英文を読んで内容を確認する15分
英作文短い英文を2~3文書く10分
リスニング音声を聞いて内容を確認する10分
合計55分

※この時間はBONDSが提案する一例です。

毎日すべての分野をやる必要はありません。

たとえば「月・水・金は長文読解、火・木は英作文」というように、曜日で内容を変えるのも一つの方法です。

学校の宿題や他教科とのバランスを見ながら、無理なく続けられる計画を立てましょう。

6. 10月から高校入試までの英語学習ロードマップ

10月から入試までの数か月は、時期ごとに目標を決めて進めるのがコツです。

BONDSでは、次の流れを一つの目安としておすすめしています。

基礎の補強 → 分野別の実戦練習 → 過去問演習 → 総仕上げ

図解の内容:10~11月「基礎の補強」→12月「読解・英作文・リスニング」→1月「過去問演習」→2月~入試直前「総仕上げ」の4段階。

10~11月|英単語・英文法の弱点を補強する

この時期は、基礎の確認に力を入れましょう。

特に、中学1・2年生で習った内容に、理解があいまいなところが残っていないかをチェックします。

取り組みたいこと

たとえば現在完了形が苦手なら、その単元を集中的に復習します。

もちろん、基礎がしっかり身についている人は、早めに入試レベルの問題に取り組んでも構いません。

12月|長文読解・英作文・リスニングを強化する

12月は、基礎を確認しつつ、実際の問題を解く練習を増やしていきます。

取り組みたいこと

冬休みは、まとまった勉強時間を取りやすい時期です。

ただし「何時間やったか」を目標にするのではなく、「何ができるようになったか」を確かめながら進めましょう。

1月|過去問を使って実戦練習する

1月は、過去問を使った実戦練習を本格的に始めたい時期です。

本番と同じ60分を意識して解いてみましょう。

解き終わったら、次の点を振り返ります。

過去問は、点数を出して終わりにしないことが大切です。

英作文で文法の間違いが多かったなら、基本文の復習に戻る。長文読解で時間が足りなかったなら、英文を読む練習と時間配分を見直す。

こうして過去問の結果を次の勉強につなげていきます。

2月~入試直前|弱点の最終確認と時間配分

入試直前は、これまでに間違えた問題を中心に復習しましょう。

取り組みたいこと

この時期に新しい問題集へ次々と手を広げるのはおすすめしません。

これまで勉強してきた内容を確実に自分のものにすることを優先しましょう。

表⑤ 10月から入試までの英語学習計画

時期学習の中心目標
10~11月英単語・英文法基礎の弱点を減らす
12月長文・英作文・リスニング実際の問題に対応する力を伸ばす
1月過去問演習出題形式と時間配分に慣れる
2月~入試直前解き直し・総復習同じ間違いを減らし、本番に備える

※これはBONDS独自の推奨計画であり、公式に指定された学習順序ではありません。

数学の対策も進めたい人は、秋から見直したい数学の単元も確認してみましょう。
愛媛県高校入試の数学|秋から点を取るために見直したい7つの単元と勉強法

志望校や得点状況に合わせて調整しよう

今治西高校、今治北高校、今治南高校など、志望校によって目標とする得点の水準は異なります。

ただし、合格に必要な点数は年度によって変わるため、「何点取れば必ず合格できる」とは言えません。

模試の結果や過去問の得点を参考に、5教科全体のバランスを考えながら、英語でどこまで点数を伸ばしたいかを決めましょう。

基礎に不安がある人は復習の期間を長めに取り、すでに基礎が固まっている人は過去問演習を前倒しする。

そんなふうに、自分の状況に合わせて柔軟に調整していくことが大切です。

7. 保護者ができる英語学習のサポート

入試が近づくと、保護者の方もお子さんの成績が気になりますよね。

でも、英語を直接教えられなくても、家庭でできるサポートはたくさんあります。

ポイントは、点数だけでなく「学習の過程」にも目を向けることです。

点数だけでなく、できるようになったことを見る

模試や定期テストで、思うような点数が取れないこともあるでしょう。

そんなときは点数だけで判断せず、以前と比べてできるようになったことに目を向けてみてください。

たとえば、

こうした変化も、学習の成果です。

小さな成長を認めてもらえることが、次の勉強への意欲につながる場合もあります。

勉強時間より学習内容を確認する

つい「今日は何時間勉強したの?」と聞いてしまいがちですが、時間だけでは何を勉強したのかまでは分かりません。

それよりも、「今日はどの単元を復習したの?」「昨日間違えた問題は解けるようになった?」と聞いてみてはいかがでしょうか。

勉強した内容を自分の言葉で説明することは、お子さんにとっても、学習を振り返るよい機会になります。

間違えた問題を責めず、次の改善につなげる

同じ問題を何度も間違えていると、見ている側も心配になるものです。

とはいえ、間違いを責めるだけでは、次の勉強にはつながりにくくなります。

大切なのは、なぜ間違えたのかを一緒に考えることです。

「次はどうすれば間違えずに解けそう?」といった声かけで、お子さん自身が改善方法を考えるきっかけをつくってあげましょう。

無理のない学習習慣を一緒に考える

入試が近づくと、少しでも勉強時間を増やしたくなるものです。

ただ、睡眠時間を削ってまで勉強を続けるのはおすすめできません。

学校の宿題や他教科の勉強、そして休息とのバランスを考えながら、無理なく続けられる計画を一緒に立ててみてください。

図解に掲載する内容:

避けたい声かけおすすめの声かけ
また英語が悪かったの?どの問題が難しかった?
もっと単語を覚えなさい今日はどの単語を復習した?
何時間勉強したの?今日は何ができるようになった?
何回も同じ間違いをしている次に間違えないためにどうしようか?

もちろん、声かけに「これが正解」というものはありません。

お子さんの性格や状況に合わせて、安心して勉強を続けられる環境を整えていきましょう。

8. まとめ|英語は秋からの学習の積み重ねが大切

愛媛県の高校入試に向けた英語の勉強では、単語や文法の基礎を確かめながら、長文読解・英作文・リスニングの練習を積み重ねていくことが大切です。

最後に、今回のポイントを振り返っておきましょう。

  1. まずは苦手の原因を知る。 単語・文法・長文読解・英作文・リスニングのどこに課題があるのかを確認しましょう。
  2. 基本を大切にする。 難しい問題ばかりでなく、基本的な英文を正確に理解する練習を続けましょう。
  3. 実際に読む・書く・聞く。 覚えた知識を「使える」状態にすることが重要です。
  4. 間違えた問題を解き直す。 解説を読んで終わりにせず、自分の力で解けるか確かめましょう。
  5. 入試までの計画を立てる。 時期ごとの目標を決め、進み具合に合わせて調整していきましょう。

入試までの時間は限られていますが、焦ってあれこれ問題集に手を出す必要はありません。

自分に必要な勉強を見極めて、一つずつ積み重ねていくことが大切です。

まずは今日、苦手な英単語を10個復習する、基本文を3つ書く、短い英文を一つ読む。

そんな小さな一歩から始めてみませんか。

その積み重ねが、入試本番の自信につながります。


参考資料・出典

愛媛県教育委員会
 「令和9年度愛媛県県立高等学校入学者選抜実施要項」(令和9年度入試)

文部科学省
 「中学校学習指導要領(平成29年告示)解説 外国語編」

国立教育政策研究所
 「令和8年度全国学力・学習状況調査 報告書・調査結果資料」(2026年度調査)

※入試制度・日程は令和9年度の実施要項に基づいています。今後、訂正や変更が公表された場合は、最新の公式情報をご確認ください。

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