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模試の偏差値が上がらない高校生が見直したい5つのこと

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「毎日勉強しているのに、模試の偏差値が上がらない」

「前回より点数は上がったのに、偏差値は下がっていた」

「このままの勉強方法で、志望大学に届くのだろうか」

模試の結果が返ってくるたびに、そんな悩みを抱えていませんか。

偏差値や志望校判定は、高校生にとって気になる数字です。受験が近づくほど、少しの変化にも不安を感じることがあるでしょう。

保護者の方も、毎日勉強しているお子さまの姿を見ているからこそ、思うような結果が出ないと心配になるかもしれません。

しかし、偏差値が上がらないからといって、努力が足りないとは限りません。

偏差値は自分の点数だけで決まるものではなく、受験者全体の得点状況によって変化します。また、勉強時間を増やすだけでは、苦手な部分が解消されないこともあります。

大切なのは、模試の結果を正しく読み取り、今の勉強方法を振り返り、次に何をすればよいかを明確にすることです。

この記事では、模試の偏差値が伸び悩んでいる高校生に向けて、見直したい5つのポイントを具体例とともに解説します。

大学受験を目指す高校生はもちろん、高校受験に向けて模試を受けている中学生や、成績が気になる保護者の方にも参考にしていただける内容です。


1. 勉強しているのに模試の偏差値が上がらないのはなぜ?

まず知っておきたいのは、テストの点数と偏差値の違いです。

偏差値は、自分の得点が受験者集団の平均点からどの程度離れているかを、得点のばらつきを考慮して表した指標です。

平均点と同じ得点なら偏差値は50となり、平均点より高ければ50を上回り、低ければ50を下回ります。

ただし、偏差値は受験者全体の中で何位なのかを直接示す数字ではありません。

そのため、自分の点数が上がっても、偏差値が上がるとは限らないのです。

偏差値はどのように計算される?

偏差値は、一般的に次の式で計算されます。

偏差値=50+10×(自分の得点-平均点)÷標準偏差

標準偏差とは、受験者の得点が平均点の周りにどの程度ばらついているかを示す数値です。

例えば、次の3回の模試を考えてみましょう。

項目第1回第2回第3回
自分の得点60点65点65点
平均点50点60点60点
標準偏差101020
偏差値60.055.052.5

※偏差値の仕組みを説明するための仮定の数値です。実際の模試結果ではありません。

第1回から第2回では、自分の得点は5点上がっています。

しかし、平均点が10点上がっているため、偏差値は60から55に下がっています。

また、第2回と第3回は自分の得点も平均点も同じですが、標準偏差が異なるため、偏差値は55から52.5に変わっています。

このように、偏差値は自分の得点だけでなく、平均点や得点のばらつきによって変化します。

模試の種類や受験者の集団にも注意

模試には、全国規模の模試、大学受験向けの模試、特定の大学を目指す受験生向けの模試など、さまざまな種類があります。

模試によって受験者の学力層や出題内容が異なるため、異なる模試の偏差値を単純に比較することはできません。

例えば、ある模試で偏差値60だった生徒が、別の模試で偏差値55になったとしても、それだけで学力が下がったとは判断できません。

高校3年生になると、模試によっては既卒生が受験者に加わることもあります。

そのため、前回との比較では、同じ種類の模試かどうか、受験者の集団に違いがないかも確認しましょう。

偏差値の数字だけで一喜一憂せず、なぜその結果になったのかを考えることが大切です。


2. 見直し① 偏差値だけでなく模試の結果全体を見る

模試の結果が返ってきたとき、最初にどこを確認していますか。

偏差値や志望校判定だけを見て、成績表を閉じてしまう人もいるかもしれません。

しかし、模試の成績表には、次の勉強に役立つ情報が数多く載っています。

特に確認したいのは、教科別・単元別・設問別の成績です。

模試の成績表で確認したい6つの項目

確認項目見るポイント
① 得点と平均点平均点との差は何点か
② 教科別偏差値どの教科に課題があるか
③ 単元別成績苦手な単元はどこか
④ 設問別正答率多くの受験者が正解した問題を落としていないか
⑤ 志望校判定現時点での目安と課題
⑥ 前回との比較得点や理解度にどのような変化があるか

※成績表に掲載される項目は模試によって異なります。

数学の偏差値50でも、苦手な単元は人によって違う

例えば、数学の偏差値が50だった2人の生徒を考えてみましょう。

Aさんは計算問題が得意ですが、二次関数が苦手です。

一方、Bさんは二次関数が得意ですが、確率で失点しています。

同じ偏差値50でも、必要な勉強は異なります。

Aさんは二次関数の基本から復習する必要があります。

Bさんは確率の考え方や問題演習を重点的に行うことが考えられます。

このように、偏差値だけでは分からない課題が、問題別の結果から見えてくるのです。

正答率の高い問題を落としていないか

模試の復習では、難しい問題ばかり気になることがあります。

しかし、まず確認したいのは、多くの受験者が正解している問題を自分が間違えていないかという点です。

例えば、正答率80%の基本問題と、正答率10%の難問を間違えたとします。

現在の理解度や志望校の出題傾向にもよりますが、基本問題の間違いから見直した方がよい場合があります。

ただし、正答率が高い問題を1問落としたからといって、偏差値が必ず大きく下がるわけではありません。

偏差値は得点全体と受験者集団の得点分布によって決まります。

大切なのは、正答率だけで判断するのではなく、問題の難易度や自分の理解度も踏まえて、優先的に復習する問題を選ぶことです。

特に、基本事項を理解していれば解けたはずの問題は、早めに復習しておきましょう。

一方、正答率が低い問題でも、志望校の入試で重要な内容であれば、計画的に取り組む必要があります。

また、正解した問題でも、偶然答えが合っていた場合や解き方に自信がなかった場合は、確認しておきましょう。


3. 見直し② 間違えた問題を原因別に分析する

模試の復習で、間違えた問題の答えを確認するだけで終わっていませんか。

もちろん、正しい答えを知ることも必要です。

しかし、それ以上に大切なのは、なぜ本番で間違えたのかを明らかにすることです。

同じ不正解でも、原因によって必要な対策は異なります。

間違いを5つに分類してみよう

間違いの原因よくある状態改善方法
① 知識不足英単語や公式、用語を覚えていなかった基本事項を覚え直す
② 理解不足公式は知っているが意味が分からない教科書や基本例題に戻る
③ 解法が浮かばない解説を見れば分かるが、自力では解けない類題を解き、解法の選び方を練習する
④ 時間不足最後まで解き終わらなかった時間を計った演習を行う
⑤ 不注意計算ミスや問題文の読み違いミスの傾向を記録し、確認方法を決める

例えば、数学の問題で間違えた場合を考えてみましょう。

公式を覚えていなかったのであれば、基本事項の確認が必要です。

公式を覚えていても、どの場面で使えばよいか分からなかったのであれば、問題演習を通して解法の選び方を身につける必要があります。

また、時間が足りなかった場合は、解く順番や時間配分を見直すことも有効でしょう。

間違えた問題に記号をつける

復習するときは、問題の横に原因を示す記号を書き込む方法もおすすめです。

例えば、20問間違えたうち、知識不足が10問あったとします。

この場合は、難しい問題に挑戦する前に、基本事項を確認することが優先課題になるかもしれません。

一方、時間不足が多ければ、問題を解くスピードや順番を見直す必要があります。

こうして間違いを分類すると、自分に多い失点の原因が見えてきます。

ただし、一つの問題に複数の原因が重なっている場合もあります。例えば、理解が不十分だったために解く時間がかかり、最後まで解き終わらなかったというケースです。

その場合は、主な原因を一つ選ぶか、複数の記号をつけて整理するとよいでしょう。

大切なのは分類そのものではなく、次に何を勉強するかを明確にすることです。

模試の解き直し3ステップ

ステップ1:間違えた原因を確認する

知識不足なのか、理解不足なのか、それとも時間不足なのかを考えます。

ステップ2:解説を閉じて自力で解く

解説を読んで理解したら、何も見ずにもう一度解いてみましょう。

ステップ3:時間を空けて再確認する

数日後などに同じ問題を解き、考え方を覚えているか確認します。

一度正解しただけで終わらず、自力で解ける状態を目指すことが大切です。

計算ミスや問題文の読み違いが多い場合は、ケアレスミスの原因と見直し方法を詳しく解説した記事も参考にしてください。
ケアレスミスが多い中学生へ|7つの原因と同じ間違いを減らす勉強法


4. 見直し③ 勉強方法を「分かる」から「解ける」に変える

「毎日2時間勉強しているのに、模試では点数が取れない」

このような場合は、勉強時間だけでなく、勉強の中身を見直してみましょう。

特に注意したいのが、「分かったつもり」で勉強を終えてしまうことです。

解説を読んで理解しただけでは不十分

例えば、数学の問題が解けなかったとします。

解説を読むと、「なるほど、そうやって解くのか」と理解できることがあります。

しかし、翌日同じ問題を解こうとすると、手が止まってしまう。

このような経験はないでしょうか。

解説を読んで理解することと、自分で解法を思い出して使うことは異なります。

模試では、解説を見ながら問題を解くことはできません。

だからこそ、普段の勉強でも、答えを見ずに解く練習が必要です。

勉強方法NG→OK 6選

見直したい勉強方法改善した勉強方法
解説を読んで終わる解説を閉じて自力で解き直す
ノートをきれいにまとめるだけまとめた内容を問題で確認する
教科書を繰り返し読むだけ読んだ内容を思い出して説明する
新しい問題集を次々に買う手持ちの問題集を十分に活用する
正解した問題は確認しない自信のなかった問題も確認する
勉強時間だけを目標にする何ができるようになったかを目標にする

もちろん、教科書を読むことやノートをまとめることにも意味があります。

大切なのは、それだけで終わらず、覚えた内容を実際に使えるか確かめることです。

毎日勉強しているのに結果が出ないと感じている場合は、努力を成果につなげるための勉強方法の見直しについても確認してみましょう。
「頑張っているのに結果が出ない」子どもに親がかけたい言葉|成績が伸びないときの接し方

「解ける」状態を確認する3つの方法

次の3つを確認してみましょう。

① 何も見ずに解けるか

解説や公式集を見ずに、最初から最後まで解いてみます。

② 時間を空けても解けるか

翌日や数日後にもう一度解き、考え方を思い出せるか確認します。

③ 解き方を説明できるか

なぜその公式を使うのか、どのような順番で考えるのかを言葉にしてみます。

この3つは、学習内容がどの程度身についているかを確認するための目安です。

特に、時間を空けてから問題を解き直すことは、学習した内容を自分の力で思い出す練習になります。

ただし、同じ問題を覚えてしまうこともあるため、理解が進んだら数字や条件を変えた類題にも挑戦してみましょう。

初めて見る問題にも学んだ考え方を使えるかどうかが、理解を確認する一つのポイントです。

教科別に見直したい勉強方法

英語

英単語や文法を覚えるだけでなく、英文の中で意味を理解できるか確認しましょう。

長文読解では、答えの根拠となる英文を見つける練習も大切です。

数学

公式を暗記するだけでなく、どのような問題で使うのかを考えましょう。

途中式を残すことで、間違えた原因も確認しやすくなります。

国語

現代文では、本文のどこに答えの根拠があるのかを確認しましょう。

古文では、単語や文法の知識が不足していないかを見直します。

理科・地理歴史・公民

用語を覚えるだけでなく、現象の仕組みや出来事のつながりを説明できるか確かめましょう。


5. 見直し④ 学習計画と復習のタイミングを見直す

模試で苦手な単元が分かっても、そのままにしていては次の学習につながりません。

大切なのは、見つかった課題を日々の学習計画に反映することです。

苦手単元には優先順位をつける

模試の結果を見ると、できなかった問題がたくさん見つかることがあります。

しかし、すべてを一度に復習しようとすると、何から始めればよいか分からなくなってしまいます。

そこで、次のような順番で優先順位を考えてみましょう。

① 基本問題で失点している単元

多くの受験者が正解している問題を間違えている場合は、基本事項の理解を確認します。

② 志望校の入試で重要な教科・単元

必要な科目や配点を確認し、学習の優先順位を考えます。

③ ほかの単元の土台になる内容

例えば、数学の計算力や英語の基本文法など、今後の学習につながる内容です。

最初は、特に優先度の高い2〜3単元に絞って取り組むのもよいでしょう。

1週間の学習計画例

高校2年生で、平日は部活動がある生徒を想定した計画です。

曜日学習内容目標
月曜日数学・確率の基本例題30分基本の考え方を確認
火曜日英文法の問題演習30分苦手な文法を整理
水曜日月曜日の確率の問題を解き直す自力で解けるか確認
木曜日英単語の確認テスト20分覚えていない単語を把握
金曜日火曜日の英文法を解き直す間違いを減らす
土曜日苦手単元のまとめ演習60分学習内容を確認
日曜日1週間の復習と翌週の計画30分課題を整理する

※学校の授業の復習や宿題は別に行う想定の例です。学習時間や内容は個人の状況に合わせて調整してください。

復習する日をあらかじめ決めておく

勉強計画を立てるとき、新しい問題に取り組む予定ばかり入れていませんか。

しかし、一度理解した内容でも、時間がたつと忘れてしまうことがあります。

そこで、新しい問題を解く日だけでなく、以前間違えた問題を解き直す日も予定に入れましょう。

例えば、月曜日に学習した問題を水曜日に解き直す方法です。

理解度に応じて、さらに数日後や翌週にも確認します。

復習の間隔に絶対的な正解があるわけではありませんが、時間を空けて思い出す機会をつくることが重要です。

週末には学習計画を振り返る

計画は、立てたら終わりではありません。

週末には次のことを確認しましょう。

予定どおりに進まなかった場合は、無理に学習時間を増やすのではなく、内容や量を調整することも大切です。

続けられる計画を立て、必要に応じて改善していきましょう。


6. 見直し⑤ 志望校に必要な学力から逆算する

高校生にとって模試は、大学受験に向けて現在の学力を確認する機会でもあります。

しかし、模試の偏差値を上げることだけが最終的な目標ではありません。

大切なのは、志望大学の入試で必要な力を身につけることです。

大学によって必要な科目や配点が異なる

大学入試では、大学・学部・選抜方式によって必要な科目や配点が異なります。

例えば、英語の配点が大きい大学もあれば、数学や理科の比重が高い大学もあります。

国公立大学では、大学入学共通テストと個別学力検査の配点比率にも違いがあります。

そのため、志望校が決まっている場合は、入試科目や配点を確認し、学習の優先順位を考えることが大切です。

目標と現状の差を具体的に考える

例えば、ある模試で設定した目標得点まで、あと30点だったとします。

この場合、漠然と「偏差値を上げたい」と考えるよりも、どの教科で何点上積みするかを具体的に考えてみましょう。

教科改善したい内容得点目標
英語長文読解の設問を正確に解く+15点
数学基本問題の失点を減らす+10点
国語古文の語彙・文法を確認する+5点
合計+30点

※説明用の仮定の数値です。実際の合格可能性や得点の伸びを保証するものではありません。

このように目標を具体化すると、日々の勉強で何を優先するか考えやすくなります。

ただし、模試の志望校判定は、模試ごとの判定基準に基づく目安です。実際の大学入試の合格最低点や、合格に必要な得点をそのまま示しているわけではありません。

また、模試の得点と大学入試本番の得点は、問題や配点が異なるため、単純に換算できない場合があります。

志望校対策チェックリスト

入試科目や配点、出願条件は年度によって変更される場合があります。

必ず志望大学の公式サイトや、受験する年度の募集要項を確認してください。


7. 学年別|模試の結果をどう生かす?

模試の結果をどのように活用するかは、学年によっても異なります。

中学生、高校1年生、高校2年生、高校3年生、それぞれの段階で意識したいことを確認しましょう。

学年別の模試活用ポイント

学年模試の主な目的重点的に取り組むこと
中学生高校受験に向けた実力確認苦手単元の復習と定期テスト対策
高校1年生基礎学力の定着度を確認英語・数学などの基礎固め
高校2年生苦手分野の把握と進路研究教科別の課題整理と志望校研究
高校3年生志望校との距離を確認入試科目・配点に応じた学習

中学生|模試と定期テストを両立する

高校受験を控える中学生は、模試の結果だけでなく、学校の定期テストにも目を向ける必要があります。

愛媛県の県立高校入試でも、選抜方式に応じて調査書や学力検査などが合否の判定に用いられます。

そのため、中学生は模試で実力を確認するとともに、学校の授業や定期テストにも継続して取り組むことが大切です。

なお、入試制度や選抜方法は変更される場合があります。受験する年度の愛媛県教育委員会の公式資料で確認しましょう。

高校1年生|基礎のつまずきを早めに解消する

高校に入ると、中学校よりも学習内容が増え、授業の進み方も変わります。

特に英語や数学は、以前に学んだ内容を理解していることが、その後の学習につながります。

模試で苦手な単元が見つかったら、早めに教科書や基本問題に戻って確認しましょう。

この時期は、偏差値だけでなく、毎日の学習習慣を整えることも大切です。

高校入学後の学習の変化については、高校1年生で成績が下がる原因と対策を扱った記事でも紹介しています。
高1で成績が下がるのはなぜ?中学と高校の勉強の違いと立て直し方

高校2年生|苦手分野を整理して受験準備を始める

高校2年生では、大学受験を意識した学習が少しずつ重要になります。

模試の結果を使って、苦手な教科や単元を整理しましょう。

また、志望大学について調べ始めることで、今後必要な科目や学習内容が見えてきます。

高校3年生になってから慌てないように、基礎の確認と進路研究を進めておきましょう。

高校3年生|残り時間を考えて優先順位を決める

高校3年生では、入試までの残り時間を意識した学習が必要です。

すべての苦手分野を同じように勉強するのではなく、志望校で必要な科目や配点、現在の理解度を踏まえて優先順位を考えましょう。

過去問演習と模試の復習を組み合わせながら、得点につながる学習を進めることが大切です。

保護者ができるサポート|声かけNG→OK

模試の結果が悪かったとき、保護者の方も心配になるでしょう。

しかし、結果だけを見て厳しい言葉をかけると、お子さまが必要以上に落ち込んでしまうこともあります。

まずは、どのような課題が見つかったのか、次に何をしようとしているのかを聞いてみましょう。

避けたい声かけおすすめの声かけ
「どうして偏差値が上がらないの?」「今回、どこが難しかった?」
「もっと勉強しなさい」「次は何を重点的に勉強する?」
「また同じ問題を間違えたの?」「どこで間違えたか分かった?」
「この成績で大丈夫なの?」「今からできることを整理してみよう」
「友達はもっとできているよ」「前回よりできるようになったことはある?」

保護者がすべての勉強を管理する必要はありません。

お子さま自身が課題を整理し、次の行動を考えられるように支えることが大切です。


8. まとめ|偏差値より大切なのは次の行動

模試の偏差値が思うように上がらないと、不安になったり、自信をなくしたりすることがあります。

しかし、偏差値は受験者集団の中での相対的な得点の位置を示す指標です。

一度の結果だけで、自分の学力やこれまでの努力を判断する必要はありません。

今回紹介した5つのポイントを振り返ってみましょう。

模試の偏差値が上がらないときの5つのチェック

すべてを一度に変える必要はありません。

まずは、今回の模試で間違えた問題を3問選び、「なぜ間違えたのか」を確認することから始めてみてください。

そして、解説を読んだ後は、答えを見ずにもう一度解いてみましょう。

小さな改善を積み重ねることが、学習を前に進めるきっかけになります。

模試は、結果を見て終わるものではなく、これからの勉強を改善するために活用するものです。

偏差値の数字だけにとらわれず、今の自分に必要な学習を一つずつ積み重ねていきましょう。


参考資料

東京大学 数理・情報教育研究センター

『データを読む(2024年改訂)』
 偏差値の定義と計算方法の参考資料。

国立教育政策研究所

『「指導と評価の一体化」のための学習評価に関する参考資料』
 学習の状況を把握し、指導や学習の改善につなげる考え方の参考資料。

文部科学省

『大学入学者選抜について』
 大学入学者選抜の制度や実施要項に関する参考資料。

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ikeda

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