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今週の今治市・大西町|10月5日~11日の地域・教育ニュース【2026年】

10月に入り、朝晩は少しずつ秋らしくなってきましたね。

今治市内の中学校では、2学期の中間テストが近づいています。

今週は、今治市立小中学校の全国学力・学習状況調査の結果が公表され、子どもたちの学習について考えるきっかけになりそうです。

また、部活動の地域展開や次期学習指導要領に関する動きなど、保護者の皆さんにも知っておいていただきたい教育情報がありました。

本日10月11日(日)は、今治商店街で「こどもが真ん中フェスタ」が開催される日です。

今回は、10月5日(月)から11日(日)までの今治市・大西町の地域・教育ニュースを、学習塾BONDSの視点も交えながらご紹介します。


1.今治市の全国学力・学習状況調査結果が公表

10月9日、今治市は令和8年度(2026年度)の全国学力・学習状況調査の結果を公表しました。

この調査は、小学6年生と中学3年生を対象に、学習内容の定着状況や学習習慣などを把握し、今後の教育に役立てるために実施されています。

今治市・愛媛県・全国の調査結果

教科今治市愛媛県全国
小6 国語60%60%60.9%
小6 算数54%55%56.4%
中3 国語61%63%63.9%
中3 数学56%57%57.0%
中3 英語477485499

※国語・算数・数学は平均正答率です。今治市・愛媛県は整数、全国は小数第1位までという公表値の表示方法をそのまま使用しています。
※英語は正答率ではなく、問題の難しさなどを考慮して算出する「IRTスコア」です。500を基準とする指標で、正答率の%とは異なります。

結果から分かること

小学校の国語は今治市と愛媛県がともに60%で、全国平均にも近い結果でした。

算数は今治市が54%、全国が56.4%です。公表値では約2ポイントの差が見られます。

中学校では、数学が今治市56%、愛媛県57%、全国57.0%で、差は1ポイント程度です。

一方、国語は全国との差が約3ポイントあり、英語のIRTスコアは今治市477、全国499で22ポイントの差がありました。

ただし、英語の22ポイントと数学の1ポイントは、異なる指標による差なので、単純に大小を比較することはできません。

また、市全体の平均値だけで、一人ひとりの子どもの学力を判断することもできません。

大切なのは「どこでつまずいたか」を知ること

例えば、小学校の算数で「割合」の文章題を間違えたとします。

「120円は、ある金額の40%です。ある金額はいくらですか」

という問題で、120×0.4と計算してしまった場合、計算力よりも「もとにする量」の理解に課題があるのかもしれません。

このように、間違いの原因を見つけることで、必要な復習が分かります。

学力調査は、子どもたちを順位づけするためだけのものではありません。

今の理解度を知り、これからの学習をよりよくするための資料として活用したいですね。

出典:今治市学校教育課「令和8年度全国学力・学習状況調査 今治市立小中学校の調査結果」
   https://www.city.imabari.ehime.jp/gakukyou/zenkoku/R8


2.大西中学校などで2学期中間テストが近づく

今治市内の中学校では、2学期中間テストの時期を迎えています。

学校によって日程が異なるため、自分の学校の予定に合わせた準備が必要です。

今治市内3校の中間テスト日程

学校2学期中間テスト
今治東中学校10月13日(火)・14日(水)
今治西中学校10月15日(木)・16日(金)
大西中学校10月21日(水)・22日(木)

※2026年10月6日までに確認した各校の年間行事予定に基づく日程です。最新の学校だよりや配布資料もご確認ください。

今治東中学校では、いよいよ10月13日からテストが始まります。

今治西中学校も15日から、大西中学校は21日からの予定です。

テスト前に確認したい3つのこと

① 学校ワークの解き直し

一度解いた問題の中から、間違えた問題や自信のない問題を優先して確認しましょう。

答えを見ずに解けるようになっているかがポイントです。

② 英単語・漢字・重要語句の確認

暗記が必要な内容は、短い時間でも繰り返し確認すると覚えやすくなります。

例えば、英単語を10個ずつ確認し、翌日にもう一度テストしてみる方法もあります。

③ 睡眠時間を確保する

テスト前だからといって、夜遅くまで勉強を続けることが必ずしもよいとは限りません。

十分な睡眠を取り、授業やテストに集中できる状態を整えましょう。

保護者の方へ

テスト前は、子ども自身も焦りを感じやすい時期です。

「まだ勉強していないの?」と繰り返すよりも、

「今日はどの教科を進める予定?」

「分からないところは残っていない?」

と、具体的に確認する声かけが役立ちます。

大切なのは、勉強時間だけでなく、何ができるようになったかを確かめることです。

テスト勉強を何から始めればよいか迷っている人は、5教科の優先順位と具体的な進め方をまとめたこちらの記事も参考にしてください。
テスト勉強は何から始める?5教科の「順番」の決め方

テスト前の声かけや家庭での見守り方に悩んでいる保護者の方は、学年別の関わり方を紹介したこちらの記事もご覧ください。
子どもが勉強しないとき、親はどこまで口を出す?小・中・高校生別の関わり方


3.愛媛県の高校入試|中間テストを前に内申点の仕組みを確認

中間テストが近づくこの時期、中学生と保護者の皆さんに確認していただきたいのが、高校入試と内申点の関係です。

愛媛県の県立高校一般入学者選抜では、学力検査の成績だけでなく、中学校での学習状況を示す調査書も選抜資料になります。

内申点は中学1年生から関係する

愛媛県の調査書点は、9教科の5段階評定を3年間分合計する仕組みです。

学年評定の合計
中学1年生45点満点
中学2年生45点満点
中学3年生45点満点
合計135点満点

中学3年生だけでなく、中学1・2年生の成績も関係します。

そのため、受験学年になってから勉強を始めるのではなく、普段の授業や定期テストに取り組むことが大切です。

第1選抜と第2選抜の仕組み

愛媛県の県立高校一般入学者選抜には、第1選抜と第2選抜があります。

令和8年度の基本的な仕組みでは、第1選抜で募集人員の70%程度、第2選抜で残りの30%程度を選抜します。

第1選抜では、調査書の記録などに基づいて対象者を絞り、その中から学力検査の成績を中心に選抜します。

第2選抜では、学力検査、調査書、面接等の結果を、学校・学科ごとに定められた比率などに従って総合的に評価します。

学力検査は原則として5教科各50点、合計250点満点ですが、学校・学科によって傾斜配点などの取扱いが異なる場合があります。

令和9年度入試を受ける場合は、当該年度の正式な実施要項と志望校の選抜基準を確認することが必要です。

愛媛県の高校入試で内申点がどのように計算されるのか、中1からの成績がどう関係するのかは、こちらの記事で詳しく解説しています。
愛媛県高校入試の内申点は中1から|135点の仕組みと今からできること

今の中学生が大切にしたいこと

中学3年生は、志望校の目標に合わせて苦手教科を補いながら、入試問題にも少しずつ慣れていきましょう。

中学1・2年生は、まず授業内容を理解し、提出物や定期テストに丁寧に取り組むことが基本です。

高校入試の準備は、受験直前だけでなく、日々の学校生活の中でも進んでいます。

参考:愛媛県教育委員会「令和9年度県立学校入学者選抜等関連情報」
   https://ehime-kyoiku.esnet.ed.jp/koukou/nyuusi/r09nyuusi


4.今治市の部活動、地域展開はどう進む?

今治市では、中学校の部活動を地域と連携して支える「地域展開」の取組が進められています。

地域展開とは、これまで学校を中心に行ってきた部活動について、地域のスポーツ団体や文化団体なども活動を支えていく仕組みです。

令和8年度はモデル事業を実施

今治市の公表資料によると、令和7年度から取組が始まり、令和8年度には7種目で先行的な取組が進められています。

市は令和10年度末までに、休日の部活動の地域展開を完了することを目標としています。

ただし、すべての学校や種目が同時に変わるわけではありません。

今後の具体的な活動内容は、学校や地域の受入体制などによって異なります。

保護者が確認しておきたいこと

地域展開が進むと、活動場所や指導者、費用などがこれまでと変わる可能性があります。

特に、次のような点は家庭でも確認しておきたいところです。

スポーツや文化活動は、子どもたちが仲間と協力し、目標に向かって努力する貴重な経験です。

これからも、子どもたちが安心して活動を続けられる環境が整っていくことを期待したいですね。

出典:今治市学校教育課「部活動の地域展開に関するお知らせ(第1報)」
   https://www.city.imabari.ehime.jp/gakukyou/bukatu/chiikitenkai01.pdf


5.次期学習指導要領の「審議まとめ」が公表

10月5日、文部科学省は「次期学習指導要領等に向けた審議まとめ」を公表しました。

翌6日には、広く意見を募集するパブリックコメントが始まりました。

意見募集の期限は11月5日(木)です。

学習指導要領とは?

学習指導要領は、全国の小学校・中学校・高校で、どのような内容を学ぶか、その基本的な方向性を定めたものです。

学校の授業や教科書にも関わる重要な基準です。

今回の見直しで考えられていること

今回の審議まとめでは、これからの学校教育について、各教科の学習内容や学び方を見直す方向性が示されています。

主な論点として、次のようなものがあります。

① 一人ひとりに合った学びの充実

子どもの理解度や学習状況に応じた学びを、どのように充実させていくかという視点です。

② 自分で考え、他者と学ぶ活動の充実

知識を覚えるだけでなく、それを使って考えたり、話し合ったりする学習の在り方が検討されています。

③ 学習内容や教育課程の柔軟な見直し

学校や子どもたちの状況に応じて、よりよい学習環境をつくるための方向性が議論されています。

次期学習指導要領は令和10年度以降、順次実施される予定ですが、具体的な内容や時期は今後の正式な決定を確認する必要があります。

すぐに学校の授業が変わるわけではないため、まずは今の学習を続けることが大切です。

家庭でも、「なぜそうなるのか」「ほかの考え方はないか」といった会話を通して、子どもが自分で考える機会をつくっていきたいですね。

出典:文部科学省「次期学習指導要領等に向けた審議まとめ」(2026年10月5日)
   https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/004/gaiyou/1292164_00001.htm


6.全国学力調査のサンプル問題公開とPISA2025の結果

令和9年度全国学力調査のサンプル問題が公開

10月9日、国立教育政策研究所は、令和9年度(2027年度)の全国学力・学習状況調査のサンプル問題を公開しました。

公開されたのは、小学校の国語・算数、中学校の国語・数学です。

サンプル問題を見ることで、どのような形式で問題が出されるのか、どのような力を確認しようとしているのかを知ることができます。

例えば、算数・数学では答えだけでなく、考え方や理由を説明することも大切です。

国語でも、文章から必要な情報を読み取り、根拠を示して答える力が求められます。

こうした力は、学校のテストだけでなく、日常生活で情報を理解したり判断したりするときにも役立ちます。

出典:国立教育政策研究所「令和9年度 全国学力・学習状況調査 サンプル問題」(2026年10月9日公開)
   https://www.nier.go.jp/kaihatsu/27sample/index.html

PISA2025では日本が高い成績

9月8日には、OECDによる国際的な学習到達度調査「PISA2025」の結果も公表されています。

今週の発表ではありませんが、全国学力調査の話題とあわせて振り返っておきたい結果です。

PISAは、主に15歳の生徒を対象に、学校で学んだ知識や技能を実生活でどのように活用できるかを調べる国際調査です。

日本の結果は次のとおりです。

分野日本の平均得点OECD加盟国中全参加国・地域中
科学538点1位5位
読解力503点1位4位
数学525点1位5位

日本は、科学・読解力・数学の3分野すべてでOECD加盟国中1位となりました。

ただし、全参加国・地域で見ると順位は異なります。

また、順位だけで教育の成果のすべてを判断できるわけではありません。

高校生にも関係する「知識を使う力」

PISAの対象となる15歳は、日本では主に高校1年生にあたる年齢です。

高校では、中学校までに学んだ知識を使って、より複雑な問題を考える機会が増えていきます。

例えば数学では、公式を覚えるだけでなく、どの場面でその公式を使うべきかを判断する力が必要です。

大学入学共通テストなどでも、文章や資料を読み取り、考えて答える力が重要になります。

小学生・中学生のうちから、答えを覚えるだけでなく、理由を説明する習慣を身につけておきたいですね。

出典:OECD「PISA 2025 Results」(2026年9月8日公表)
   https://www.oecd.org/en/publications/pisa-2025-results-volume-i-country-notes_2d4ff9ea-en/japan_cf203dac-en.html


7.10月11日は「こどもが真ん中フェスタ」|今治市の週末イベント

本日10月11日(日)は、今治市内で家族で楽しめるイベントが開催される日です。

今治商店街から今治港周辺にかけて、さまざまな催しが予定されています。

こどもが真ん中フェスタ

項目内容
開催日2026年10月11日(日)
時間10:30~15:30
会場今治商店街
問い合わせ今治市ネウボラ推進課

子ども向けの遊び場だけでなく、学びや相談の場も設けられるイベントです。

親子でさまざまな活動に触れられる機会になりそうですね。

公式情報:https://www.city.imabari.ehime.jp/event/?a=516

せとうちみなとマルシェ

項目内容
開催日10月11日(日)
時間9:00~14:00
会場みなと交流センター「はーばりー」海のコンコース

瀬戸内の食などを楽しめる海辺のマルシェです。

公式情報:https://www.city.imabari.ehime.jp/event/?a=543

市民とふれあい消防フェスタ

項目内容
開催日10月11日(日)
時間10:30~15:30
会場今治市役所駐車場
参加費無料

消防車や救急車の乗車体験、消防士の仕事を学べる体験コーナーなどが予定されています。

消防や防災に興味のある子どもたちにとって、身近な仕事について学ぶ機会になりそうです。

公式情報:https://www.city.imabari.ehime.jp/event/?a=553

瀬戸内しまなみ海道スリーデーマーチ

10月9日(金)から11日(日)まで、今治市やしまなみ海道沿線を舞台に開催されています。

地域の自然や景色を楽しみながら歩くイベントです。

参加条件やコースなどは公式情報をご確認ください。

今治市イベント情報:https://www.city.imabari.ehime.jp/event/?month=10

地域での体験も大切な学び

地域のイベントには、学校の授業とは違った学びがあります。

小学生なら、初めて見たものや体験したことを家族に話すことで、表現する力を育てるきっかけになります。

中学生や高校生なら、地域の仕事やまちづくりについて考える機会にもなるでしょう。

実際に見て、聞いて、体験することは、子どもたちの興味や関心を広げる大切な時間です。

※各イベントは今治市の公表情報に基づいています。天候などによる変更や中止については、主催者の最新情報をご確認ください。

今治市・大西町のこれまでの地域ニュースや教育情報は、BONDSのブログでも紹介しています。
BLOG記事一覧


8.まとめ|今週のニュースから考えたいこと

10月5日から11日までの今治市・大西町では、学力調査の結果や中間テスト、部活動の地域展開、教育制度の見直しなど、子どもたちの学習や学校生活に関わる話題がありました。

今治市の全国学力・学習状況調査では、全国平均との差が見られた教科もありましたが、平均値だけで子どもたちの学力を判断することはできません。

大切なのは、結果を今後の学習改善につなげることです。

中学生は、来週から始まる中間テストに向けて、自分の学習状況を確認し、残りの時間を有効に使いましょう。

高校入試を控える中学3年生だけでなく、中学1・2年生にとっても、日々の学習の積み重ねが将来の進路につながります。

そして、本日は今治市内でさまざまな地域イベントが開催される日です。

学校で学ぶ時間も、地域で体験する時間も、どちらも子どもたちの成長につながる大切な機会です。

今治市・大西町の学習塾BONDSでは、これからも地域の教育情報や子どもたちに関わる話題を分かりやすくお伝えしていきます。

来週も、今治市・大西町の地域・教育ニュースをお届けします。

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ikeda

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